ビートルズの名曲、『イエスタデイ』
いわずとしれたザ・ビートルズの名曲『イエスタデイ』を篳篥・ギターでの演奏に挑戦してみました。
『イエスタデイ』は天才、ポール・マッカートニー作曲!
ポピュラー音楽界のみならず、世界的に文化的ムーブメントを巻き起こしたスーパーグループ、ザ・ビートルズ。
イングランドのリヴァプールという港町出身の四人組で、アメリカで派生したロックンロール音楽を下敷きに、現在のポピュラー音楽を作り上げたスーパーバンドです。
その音楽は、画期的であったが故に、若者が熱狂する騒がしいものとして、全世代に受け入れられた訳ではなかったようですが、この『イエスタデイ』でクラシック音楽との融合をはかり、ビートルズを否定的に見ていた年配の人たちをも魅了したといわれています。
奇跡的名曲、『イエスタデイ』
もはや歴史的名曲として認知(世界で一番カバーされた曲だとか・・)されていますが、作曲はポール・マッカートニーで、(クレジットはレノン=マッカートニーですが、これは二人の取り決めのため)なんと、ある朝に起床したところ、頭でこの曲が鳴っており、どこかで聴いたことのある曲に感じたため、コードをつけてメンバーに聴かせたところ、誰も聴いたことがなく、ポールの作品だろう・・ということになったとか・・(°°;)
篳篥で演奏するには、2音上げのキーAで・・?
原曲アレンジははポール・マッカートニーのギター弾き語りに弦楽四重奏を重ねたものですが、ポール・マッカートニーという人は、ほとんど楽器は独学なので、演奏法が独特で、指で弾く際は親指と人差し指のツーフィンガーで演奏するのが特徴です。
原曲のギターはキーGで演奏、全弦一音ダウンで実音はキーFになっています。
私の演奏は、篳篥の音域に合わせるため、レギュラーチューニングにカポタストを2フレット装着で、演奏はオリジナルのまま、実音キーAになっています。
篳篥は音程の移行が早いと演奏が難しいですが、参考に指穴の手付けを入れてありますので、古典の練習の息抜きにでもどうぞ・・(^^ゞ