蘆舌(リード)について

蘆舌篳篥は蘆舌(ろぜつ、また単に舌ともいう)を篳篥本体に差込み、その振動を増幅します。
とにかく篳篥吹きは舌の調整に苦労しており、私などは年がら年中舌を削ってばかりいるので、周囲の人たちには変人だと思われている。(ような気がする・・)

舌は帽子によっていつも閉じられた状態にあるので、外しても舌は閉じたまんまです。
それをお茶(ほうじ茶がよいらしい)に浸してよい具合に開かせてから吹きます。

(開いた状態)

開き具合ですが、初めはどうしても息がつらいため、閉じ気味に調整してしまいがちですが、それだとどうしてもひょろひょろな音色になりがちです。
鍛錬あるのみ!です(←自分にいいきかす^_^;)

蘆舌 ~本体編

蘆舌はいくつかのパーツによって構成されていますが、本体は葦(よし・あし)という植物でできています。この葦は古来鵜殿のヨシ原のものが良いとされており、切り取ってから3年くらい乾燥させてから使用します。その際に煤をかけておいたものがとてもよい(らしい・・)

ちなみに私は捨てられる運命にあった「よしず」のちょうどいい太さの所で作成してみたことがありますが、なかなか良い物ができました。あれは価格からしてとても国産のものとは思えないので、あまり産地は気にする必要はないのかもしれません・・・

いい葦情報がありましたらご紹介ください。お願いいたします。_(._.)_

蘆舌 ~セメ編

 

セメは蘆舌の開き具合を調節するために使用します。素材は籐(とう)で作ります。できるだけ硬いものをもってよしとします。蘆舌はいろんな幅・厚みのものができるので、セメもそれにあわせてたくさん用意する必要があります。

蘆舌 ~帽子編

 

帽子は蘆舌が過剰に開くのを抑える為に使用します。
したがって演奏には使われません。
素材はヒノキなど。
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